おすすめモバイル決済の端末や手数料を比較【キャッシュレス導入】

イチオシ
人気モバイル決済サービスの比較

実店舗を営む個人事業主や中小法人向けに、おすすめの「モバイル決済サービス(決済代行サービス)」をまとめました。導入にかかるコストや、対応するスマホ決済の種類などを詳しく比較します。

おすすめのモバイル決済サービス【比較一覧表】

モバイル決済サービスと契約すれば、QR・電子マネー・クレジットカードなど、複数のキャッシュレス決済を一括導入できます。特におすすめなのは下記の4つです。

モバイル決済サービスの比較一覧表


Airペイ

スマレジ
PAYGATE

Square

stera pack

STORES 決済
決済端末
初期費用
(端末代金)
20,167円
無料キャンペーン中
30,800円
無料キャンペーン中
4,980円~無料19,800円
月額料金無料3,300円無料3,300円
無料お試しプランあり
無料
決済手数料3.24%3.24%~
割引キャンペーン中
3.25%2.7%

3.24%
1.98%

3.24%
振込手数料無料要問合わせ無料無料
or
220円
基本無料
入金サイクル月1回

月6回
月1回

月2回
最短翌日月2回
or
月6回
最短翌々日
対応
決済
QR30種類以上8種類1種類9種類1種類
電子
マネー
11種類14種類11種類14種類10種類
クレカ7ブランド7ブランド6ブランド7ブランド6ブランド
導入スピード2週間程度約2ヶ月~最短1週間約1ヶ月半最短3日
Airペイ
(エアペイ)
スマレジ
PAYGATE
Square
(スクエア)
stera pack
(ステラパック)
STORES 決済

モバイル決済サービスと契約すると、専用の決済端末(カードリーダーなど)が使えるようになります。この決済端末の購入代金が、キャッシュレス導入の「初期費用」に当たると考えましょう。決済端末の無料キャンペーンを実施しているサービスも多いです。

決済端末を購入したら、それ以降は「月額料金」や「決済手数料」を支払って利用します。決済手数料は、サービスごとに「キャッシュレス決済による売上の○%」と決められており、キャッシュレスの売上から差し引かれます。

Airペイ(エアペイ)

Airペイの端末
初期費用月額料金決済手数料
20,167円
無料キャンペーン中
無料3.24%
スマホ・タブレットネット回線レシートプリンター
必要不要必要
  • 専用の決済端末をiPadかiPhoneと連携して利用する
  • お店にネット回線を引かなくても使える(iPad・iPhoneを介して通信する)
  • レシートを印刷するには別売のプリンターが必要

Airペイ」は、iPhoneかiPadで利用するモバイル決済サービスです。現在は、決済端末・iPadの無料キャンペーンを実施しているため、初期費用ゼロで使い始められます。あとは、任意でレシートプリンター等の周辺機器を揃えればOKです。

対応する決済 & それぞれの決済手数料

QR・バーコード電子マネークレカ
【3.24%】
・PayPay
・d払い
・楽天ペイ
・au PAY
・Alipay
・WeChat Pay
ほか20種類以上
【3.24%】
・交通系9種類
(Suica・PASMOなど)
・iD
・QUICPay
※Apple Pay、Google Payにも対応
【3.24%】
・VISA
・Mastercard
・Amex
・JCB
・DinersClub
・Discover
・銀聯

※ QR決済は「Coin+」のみ料率が1.08%

「Airペイ」は、対応するキャッシュレス決済が多いのも特徴です。特にQR決済の対応数が飛び抜けて多く、地方銀行系や海外系のアプリまで対応しています。決済手数料は、他社と比較して高くも低くもない平均的なラインです。

売上の入金サイクル・振込手数料

入金サイクル振込手数料
QR月1回無料
電子マネー
クレカ
三井住友
三菱UFJ
みずほ
月6回
その他の銀行月3回

「Airペイ」では、売上の入金サイクルが決済の種類によって異なります。入金先をメガバンクの口座にすれば、電子マネー・クレカの売上金額は約5日ごとのサイクルで入金されます。ただし、QR決済の売上は口座に関係なく月1回の入金です。

>> Airペイ(公式)

スマレジ・PAYGATE

スマレジ・PAYGATEの端末
初期費用月額料金決済手数料
30,800円
無料キャンペーン中
3,300円3.24%~
割引キャンペーン中
スマホ・タブレットネット回線レシートプリンター
不要不要不要
  • スマホやタブレットと連携せずに、決済端末1台で決済が可能
  • お店にネット回線を引かなくても使える(決済端末が4G通信にも対応している)
  • 決済端末にレシートプリンターが内蔵されている

スマレジ・PAYGATE」の決済端末は、1台でキャッシュレス決済が完結するオールインワン型です。タブレット・ネット回線・レシートプリンターなどを用意する必要がないので、手軽にキャッシュレス導入を導入できます。

対応する決済 & それぞれの決済手数料

QR・バーコード電子マネークレカ
【3.24%~】
・PayPay
・d払い
・楽天ペイ
・au PAY
・LINE Pay
・メルペイ
・Alipay
・WeChat Pay
【3.24%~】
・交通系9種類
(Suica・PASMOなど)
・楽天Edy
・WAON
・nanaco
・iD
・QUICPay
【3.24%~】
・VISA
・Mastercard
・Amex
・JCB
・DinersClub
・Discover
・銀聯

※ 現在「LINE Pay」は新規受付停止中

現在「スマレジ・PAYGATE」では、決済手数料の割引キャンペーンを実施しています。キャンペーンを利用すれば、料率が「3.24%」より安くなる場合もあるようです。気になる方は、公式サイトのお問い合わせフォームから具体的な料率を聞いてみましょう。

売上の入金サイクル・振込手数料

入金サイクル振込手数料
QR月1回要問い合わせ
電子マネー・クレカ月2回

「スマレジ・PAYGATE」の入金サイクルは、決済の種類によって異なります。なお、振込手数料は店舗によって異なるケースもあるので、詳しくはこちらから問い合わせてみましょう。

>> スマレジ・PAYGATE(公式)

Square(スクエア)

Squareの端末
初期費用月額料金決済手数料
4,980円~無料3.25%
スマホ・タブレットネット回線レシートプリンター
決済端末による不要決済端末による

Square」には3種類の決済端末があります。決済端末の種類によって、導入に必要な周辺機器が異なります。

「Square」の決済端末【比較一覧表】

Square リーダーSquare スタンドSquare ターミナル
Square リーダーSquare スタンドSquare ターミナル
端末価格
(税込)
4,980円29,980円39,980円
スマホ
タブレット
必要
(iOS・Android)
必要
(iPadのみ)
不要
レシートプリンター必要必要不要

「リーダー」と「スタンド」は、必ずスマホやタブレットと連携して使います。レシートを印刷したいなら、別売のプリンターも揃える必要があります。

一方「ターミナル」は、プリンター内蔵型のオールインワン端末で、スマホやタブレットとの連携も不要です。ちなみに、2023年8月末からは端末価格が値下げされており、少しお買い得になっています(46,980円→39,980円)。

対応する決済 & それぞれの決済手数料

QR・バーコード電子マネークレカ
【3.25%】
・PayPay
【3.25%】
・交通系9種類
(Suica・PASMOなど)
・iD
・QUICPay
※Apple Pay、Google Payにも対応
【3.25%】
・VISA
・Mastercard
・JCB
・Amex
・DinersClub
・Discover

「Square」の決済手数料は、料率が全体的に他社より少しだけ高めです。とはいえ、基本的には0.01%程度とわずかな違いなので、そこまで気にしなくてよいでしょう。

売上の入金サイクル・振込手数料

入金サイクル振込手数料
三井住友
みずほ
売上の翌営業日無料
その他の銀行週1回

「Square」の入金サイクルは、振込先口座によって異なります。三井住友銀行かみずほ銀行の口座を持っていれば、最短翌日で売上を受け取れます。キャッシュフローがスムーズで、振込手数料も無料なのは嬉しいポイントです。

>> Square(公式)

stera pack(ステラパック)

stera packの端末
初期費用月額料金決済手数料
無料3,300円
無料お試しプランあり
2.7〜3.24%
スマホ・タブレットネット回線レシートプリンター
不要必要不要
  • スマホやタブレットと連携せずに、決済端末1台で決済が可能
  • 利用には有線LANかWi-Fiが必須
  • 決済端末にレシートプリンターが内蔵されている

ステラパック」は、初期費用無料で利用できるキャッシュレス決済サービスです。月額3,300円のサブスク形式で、高機能なオールインワン型端末を利用できます。ちなみに、導入1年目に限っては、月額料金が無料の「お試しプラン」も選択可能です。

対応する決済 & それぞれの決済手数料

QR・バーコード電子マネークレカ
【3.24%】
・PayPay
・d払い
・楽天ペイ
・au PAY
・メルペイ
・ゆうちょPay
・Alipay
・WeChat Pay
・Union Pay
【3.24%】
・交通系9種類
(Suica・PASMOなど)
・楽天Edy
・WAON
・nanaco
・iD
・QUICPay
【2.7%】
・VISA*
・Mastercard*

【3.24%】
・Amex
・JCB
・DinersClub
・Discover
・銀聯

* お試しプランの期間中は3.24%

ステラパックは、VISAとMastercardの決済手数料の安さが強みです。クレカの決済手数料は3%を超えるのが一般的ですが、ステラパックならVISA・Masterを「2.7%」の手数料率で使えます。(ただし、お試しプランの期間中は月額料金がかからない代わりに、VISA・Masterの手数料率が3.24%になる)

売上の入金サイクル・振込手数料

入金サイクル振込手数料
三井住友銀行月2回 or 月6回無料
その他の銀行220円

ステラパックでは、売上の入金回数を「月2回(約15日ごとの入金)」か「月6回(約5日ごとの入金)」から選べます。入金サイクルの早い「月6回」を選んでも、追加料金はかかりません。なお、三井住友銀行の口座なら振込手数料も無料です。

>> stera pack(公式)

STORES 決済

STORES 決済の端末
初期費用月額料金決済手数料
19,800円無料1.98~3.24%
スマホ・タブレットネット回線レシートプリンター
必要不要必要
  • 専用の決済端末をスマホやタブレットと連携して使う(iOS推奨*)
  • お店にネット回線を引かなくても使える(スマホやタブレットを介して通信する)
  • レシートを印刷するには別売のプリンターが必要

* Android端末と連携する場合は電子マネー決済が使えない

STORES 決済」は、電子マネーの決済手数料の安さが特徴です。電子マネーの決済手数料は「3%前後」が一般的ですが、STORES決済なら「1.98%」で使えます。ただし、電子マネー決済を利用するには、決済端末をiPadかiPhoneと連携する必要があります。

対応する決済 & それぞれの決済手数料

QR・バーコード電子マネークレカ
【3.24%】
・WeChat Pay
【1.98%】
・交通系9種類
(Suica・PASMOなど)

【3.24%】
・QUICPay
※Apple Pay、Google Payにも対応
【3.24%】
・VISA
・Mastercard
・Amex
・JCB
・DinersClub
・Discover

QR決済の対応数はかなり少なめなので、必要に応じて「個別契約」での導入も検討しましょう。たとえば、PayPayの公式サイトから申し込めば、「STORES 決済」とは別に「PayPay」を導入できます。

売上の入金サイクル・振込手数料

入金サイクル振込手数料
手動入金入金依頼から2営業日以内入金額が10万円以上:無料
入金額が10万円未満:200円
自動入金月1回無料

「手動入金」は、任意のタイミングで入金申請をして、売上金を振り込んでもらう方法です。その際、入金額が10万円以上なら入金手数料はかかりません。なお、とくに入金申請をしなければ、月1回の「自動入金」で売上が振り込まれます。

>> STORES 決済(公式)

モバイル決済サービスの比較まとめ

モバイル決済サービスを利用すれば、多様なキャッシュレス決済を一度に導入できます。決済端末の無料キャンペーンを実施しているサービスも多いので、初期費用を抑えてキャッシュレス決済に対応できます。

おすすめのモバイル決済サービス

コスパの良さで選ぶなら「Airペイ」がおすすめです。現在は決済端末・iPadの無料キャンペーンを行っており、初期費用ゼロで導入できます。また、月額料金や振込手数料も無料なので、決済手数料だけで使い続けられます。

決済端末の使い勝手を重視するなら「スマレジ・PAYGATE」もおすすめです。レシートプリンター内蔵の高機能な決済端末で、お会計をスムーズに進められます。現在は決済端末の無料キャンペーンを実施中なので、かなりおトクに導入できます。

決済端末のデザイン性を重視するなら「スクエア」も選択肢に入ります。スクエアには3種類の決済端末があり、どれもスタイリッシュなデザインで統一されています。美容室やアパレルショップなどでも、店舗の雰囲気を壊さずにキャッシュレス決済を導入できるでしょう。

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